2021/22シーズン、初日から最高のパウダーでシーズンインしました。この年になると、スキーも上達するわけもないので、どうもゲレンデスキーにモチベーションが上がらなくなります。そこで、ついつい足を運んでしまうのがコブと、なんといってもタイミングが良くなければ味わえないパウダーです。コブはあるところには安定的にありますが、パウダーはみんなねらっているのでタイミングを外すとただの荒れた非圧雪バーン。そこで、BCのホームスキーエリアであるMt.Naebaのおすすめパウダーゾーンを一挙紹介。
評価観点
斜 度:深雪を楽しむのに十分な斜度があるか
バーン:横幅、長さ、アクセス、障害物など
パウダー:雪の質、深さ、パウダー度
人混み:人の多さ、人気があるとマイナス評価
オープン:リフトが動く頻度、運行時間など
筍山
斜 度 ★★★
バーン ★★
パウダー★★★
人混み ★★
オープン★
言わずと知れた苗場スキー場の最上部。苗場スキー場は苗場山にあるわけではありません。ドーム型の山容なのでその中間部の斜度は完璧。多少の湿雪でも気にせず落ちていけます。ただリフトが止まることが多いのがたまに傷。吹雪いているとほぼ止まります。夜降って朝からピーカンの日が狙い目です。
大斜面
斜 度 ★★
バーン ★★
パウダー★
人混み ★
オープン★★★
苗場上部の筍ゲレンデと下部をつなぐ唯一のバーン。なのでいつも混んですます。それゆえに止まることがほとんどなく、ドカ雪が降っている日は一日中パウダーを楽しめます。特にゲレンデ右脇はスキーヤーもあまり滑りこまずいつまでも残っています。また、夜降った日の朝は、大斜面にファーストトレックを刻むべく、パウラーがピットイン状態で開くのを待っています。ただ、人が多い分すぐに荒れてしまうし、大斜面だけのリフトがないので、2本目やろうと思ったときにはもうただの荒地です。降った翌日の朝イチ1本だけとかオススメです。
男子リーゼン・女子リーゼン
斜 度 ★★★
バーン ★
パウダー★
人混み ★★
オープン★★
ここは別コースですが似た特徴があるのでまとめて。大斜面の下の苗場中央部の台地と、下のベースを繋ぐ急斜面です。ここは基本コブなので、少しの積雪だと下のコブに当たってしまいます。またピステに変なねじれがあり、コースどりを気にしする必要もあり。また、アクセスが悪く、フード付きの第2高速リフトが動いていないと、筍ゲレンデまでわざわざ行って降りてこなければなりません。滑りきった時は、爽快感より、トレーニングした感の強いコースです。コブが埋まるくらい本気で降った時にオススメです。
苗場第五ゲレンデ
斜 度 ★
バーン ★★
パウダー★
人混み ★★
オープン★★★
苗場のベースですが、第5高速リフトの右側のバーンが実は穴場です。特にナイターになると、照明が当たっていないので、あまり行く人はいません。上部から中段までは斜度もなんとかあり、雪質が良ければ十分に楽しめます。ただ、湿雪だと斜度が足りず全く落ちていきません。乾いた降雪のあるナイターがオススメです。
かぐら第5
斜 度 ★★
バーン ★
パウダー★★★
人混み ★★
オープン★
パウダーのイメージがあるかぐらですが、それはバックカントリーの話で、ゲレンデはそんなにパウダーを楽しめるところはありません。そんな中、かぐら最上部にあり、神楽峰へのバックカントリーの入り口でお馴染みのかぐら第5は、林間も滑ることができ、プチバックカントリー気分を味わうことができます。ただ、オープする気象条件も限られており、一部がとても狭いので、うまく人のいないところを見つけてといった感じになります。林間を縦に抜けられる上級者にはオススメですが、木を避けながらと言いう中級者以下にはストレスかも知れません。
実はオススメNo1、田代第1
斜 度 ★★★
バーン ★★★
パウダー★★
人混み ★★★
オープン★★★
田代スキー場は苗場とかぐらに挟まれたちょっとマイナーなエリアで、確かに景色は良いのですが、いかんせ斜度が足りなかったり、連絡コースばかりだったりと、上級者には人気のないエリアです。ただ実はここには私がオススメするNo1パウダーエリアがあるのです。それは田代ロープウェイの山頂駅からスキー場のベースに向かう短い急斜面で、田代第一と呼ばれるゲレンデです。
田代に来る人の多くは初級、ファミリー、ほのぼの系スキーヤーなので、この急斜面は皆迂回路を使います。また、ゲレンデに下りれば、ロープウェイに帰るまでこのリフトはほとんど利用されません。
特に第一リフトの右側はそこにいく理由がなければ誰もいかないコースレイアウトのため、混んでいる日ですらめちゃくちゃ空いています。
さらに、このバーンのためだけにかけられた第1リフトでアクセスは最高。何度滑ってもファーストトラックが残っており、飽きるまでパウダーを楽しめます。
休憩も、ロープウェイ山頂駅の休憩スペースは永遠の混雑知らず。ランチを持って遊びにいくのもありですね。
今日は、パウダー以外は滑る気なしという日に最高の場所です。
BCでは、多くの方に、安く快適にスキーを楽しんでいただけるために、BCが所有する西武ヴィラを開放しています。流石に全く知らない方にはちょっとお貸しできませんが、BCとつながりがある方は、お気軽にご連絡ください。