1.リーダーシップとは
1.1.リーダシップ
1)個人、集団が目的を達成するための介入
2)より良い結果を生むための全ての行動
3)安全で環境に配慮した遠征を計画、運行し、参加者の教育目的を達成する能力(Petzoldt, 1984)
1.2.リーダーの特性
1)クリティカルシンキング
・客観的
・根拠
・論理的
・体系的
2)パーソナリティ
・責任感
・誠実性
・正直
・受容的
3)理論的、経験的知識
4)心身の健康
2.リーダーシップ諸理論
2.1.リーダーシップの連続性
1)リーダー中心
2)メンバー中心
3)専制的
4)民主的
5)放任的
指示 | 推奨 | 提案 | 助言 | 参加 | 委任 | |
リーダー | 決定 | 決定のメリット | 選択肢 | 意見 | 問題の同定 | 従属 |
メンバー | 従属 | 承諾 | 検証 | 傾聴 | 合意 | 決定 |
2.2.状況に応じたリーダーシップ(Hersey&Blanchard, 1982 )
1)課題達成機能
・目的達成
・課題遂行
2)集団維持機能
・人間関係
・集団雰囲気
3)グループ成熟
・R1:未熟・無意識
・R2:未熟・意識
・R3:習熟・無意識
・R4:習熟・意識
2.3.COLT: Conditional Outdoor Leadership Theory (Priest & Chase, 1989)
悪天候 多くのハザード・ペリル 統制困難な主観的リスク | 環境的危険因子 | 好天 ハザード・ペリルがない 統制可能な客観的リスク |
分裂 不信・競争的 未成熟・無責任 | 集団の状態 | 統一 信頼・協働 成熟・責任感 |
初心者 未熟・無知 未経験 | 参加者 | エキスパート 有能・知識 豊富な経験 |
未熟 信頼性がない 判断ができない 不健康 | 指導者 | 有能 高い信頼性 適切な判断 健康・体力 |
問題が不確か 不十分な時間と資源 受け入れがたい結果 | 結果の重大性 | 問題が明確 十分な時間と資源 受け入れられる結果 |