食料計画

1.食料の目的
1)エネルギー
2)身体組織の修復・再生
3)体調・健康管理
4)ポジティブな思考・感情

2.カロリー
1)1カロリー=水1mlを1℃↑
2)日常生活:1500キロカロリー
3)夏山登山:3000キロカロリー
4)雪山・高所登山:5000キロカロリー

3.5大栄養素
1)炭水化物
・短期エネルギー
・60%
・米、小麦粉、パスタ、ポテト、糖分
2)脂肪
・長期エネルギー
・ビタミンの運搬
・味
・体脂肪
・20%
・チーズ、ナッツ、バター、肉
3)タンパク質
・細胞の修復
・免疫システム
・酸素・栄養素の運搬
・アミノ酸
・20%
・肉、魚、大豆、ミルク
4)ビタミン・ミネラル
・体調管理
・組織の再生
・一般的な食材に含まれる
・野菜、フルーツ、海藻、調味料

4.食材の原則
1)カロリー
2)5大栄養素(6:2:2)
3)水分含有量↓
4)廃棄率↓
5)パッキングのしやすや
6)量(かさ)↓
7)調理しやすさ
8)バラエティー
9)手に入りやすさ
10)汎用性
11)費用

5.バルクオペレーション

5.1.メニューオペレーションvsバルクオペレーション

1)メニューオペレーション
メリット
・計画的
・ロスが少ない
・短期遠征
デメリット
・計画変更に対応が困難
・食料マネジメントが不要

2)バルクオペレーション
メリット
・計画変更に柔軟に対応
・食料マネジメントスキル
・長期遠征
デメリット
・調味料のロス
・調理の知識と技術が必要

5.2.バルクオペレーションの手順
1)総カロリー
・1日の必要カロリー×日数×人数
・トレイルフード:朝夕食カロリー=総カロリー×2/3
2)栄養素
・炭水化物60%
・脂肪20%
・タンパク質20%
・ビタミン・ミネラル少々
3)食材の選定
・カロリー
・栄養素
・バラエティー
・調味料

6.食料のパッキング
1)ビニール袋
・軽量
・量の軽減
・ゴミの減量
・安全性
・環境配慮
・安価
・内容物の確認
2)缶
・肉、魚
・使用後につぶすことができる
・食品衛生
3)コンテナ
・調味料
・液体
・オイル
4)ジップロック
・食材・調味料の整理
・トレールフード
・メニューオペレーション
5)フードバック
・食材をまとめる
・ザック内の装備の保護
・ベアバック