遊び心いっぱい、WEAオフィスレポート

2022のWEAカンファレンスは、2020?2021?年に新たに移った事務局のあるブラックマウンテンというところが会場でしたので、事務局にもお邪魔することができました。せっかくですのでWEAの事務局を紹介します。

ブラックマウンテンは、ノースキャロライナ州の小さな街で、最寄りの空港・都市はアシュビルになります。アパラチアントレイルに徒歩で行くことはできませんが、いわゆるアパラチアンレンジの中にあり、全米でも有名な観光都市です。また、全米でも屈指の規模を持つYMCAがあることでも有名な街です。

WEAのオフィスは、アウトドア・コレクティブというアウトドアショップの一角を借りています。こちらのオーナーは、単にショップだけでなく、ブラックマウンテンのビジターのゲートウェイとなるように、レンタルショップ、ガイド、カフェ、バーなどを併設し、ビジターの旅の拠点となっています。

中庭がオープンカフェのようになっていて、WEAのボードメンバーが集まるとこちらで一杯という感じです。浅草のWEAJ&LNTJオフィスも、そのようなイメージで作ったのですが、こちらのスペックには脱帽です(あくまでアウトドアショップのものですが)。今後、WEAJも大きくなったらこういうコラボもあるのかもしれませんね。

もう一つ羨ましいのが、アウトドアショップのものですが、プリントの機械をWEAも自由に使えるということです。日本では、ロゴ入りのノベルティが本当に高い。アメリカではただでさえ安いのに、しかもタダといううらやましさ。カンファレンスバックも全部手作り。しかもドーターがスポンサーなので本体もタダという。

オフィスはというと、至ってシンプル。飾り気なしという感じです。これはディレクターのパーソナリティが出るところでしょうけどね。私は、結構気合入れてしまうタイプかもです。ただ、歴史的な書物、写真などが集まり、めちゃくちゃ有名なポール・ペッツォのオリジナルのサイン入りの写真もありました。しかも無造作に。

このご時世、地球上のどこにいても事務局は務まるので、もっと自然豊かなところで仕事をしたいものですが、インパーソンの会議を考えると、日本はどうしても東京になってしまいますよね。以前いたお台場のオフィスは、アメニティではまあまあいい勝負だったかもしれませんが、より都心の浅草では、自前ではどうにもなりませんね。アメリカだから全てそうだとは思いませんが、当たり前のように仕事と遊び心が融合したオフィスに、どこかの国の働き方改革なんてほんとアホらしく感じました。