ファーストエイドキット何を持っていけばいいの?

WMTCコースの時にもこの質問よく受けます。少なくともコース中に使った道具や消耗品は準備して欲しいところですが、実際それだけでは足りませんよね。

WMTCのファーストエイドのガイドラインでは、「標準的なファーストエイドキットはない」と考えます。散々教えておきながらちょっと乱暴ですよね。ただその理由は、受けたトレーニング、活動形態、対象者の健康状態で、常に必須アイテムが変わるべきであるという考えから来ています。例えば、ロッククライミングでギリギリに装備を削っているので、大きなファーストエイドバックは不向きです。一方、ラフティングでは、かなり大きな防水のファーストエイドキットも持っていけるでしょう。

一方で、巷には「これを持っていけば大丈夫、ファーストエイド必須リスト」なるものが溢れているのも事実です。そこで今回は、アウトドア装備リストで有名な10エッセンシャルにならって、世界のファーストエイド10エッセンシャルをレビューしてみましょう。

リストが出揃えば、当然ランキングがわかります。映えあるNO1ファーストエイドに輝くのどのアイテムでしょうか?

注意:ウェブ上の情報ですので、当然信頼性の低い情報もあります。また、ファーストエイドキットが10アイテムで済むはずがありません。WMTCのガイドラインに基づきご自分で判断することをお勧めします。

アメリカの有名なアウトドアショップです。シリンジが入っているのがさすがですね。内服薬でまとめてしまうのがちょっとずるい気もしますが。

#1医療用グローブ
#2シリンジ
#3ピンセット
#4抗生軟膏
#5創パッド
#6靴擦れパッド
#7絆創膏
#8粘着テープ
#9弾性バンテージ
#10個人的内服薬

アウトドアレクリエーションのプロバイダーです。軽微な外傷に気合を入れているような感じですね。こちらもシリンジがあり、野外の処置に対応していますね。

#1絆創膏
#2ピンセット
#3抗菌軟膏
#4滅菌ガーゼ/テープ
#5鎮痛剤
#6医療用グローブ
#7シリンジ
#8靴擦れパッド
#9針/安全ピン
#10マニュアル

アウトドア系のブログです。止血帯とか皮膚接合用テープとか、ランボーかっていう感じですね。ヘッドランプがリストアップされているのが可愛らしいですね。

#1包帯
#2止血帯
#3ヘッドライト
#4SAMスプリント
#5グローブ
#6消毒液
#7皮膚接合用テープ
#8テープ/ガーゼ
#9絆創膏
#10ピンセット

民間の救急救命センターです。都市救急のようですが、SAMスプリントも入っていますね。固定する前に病院にいけばいいと思いますが。

#1弾性バンテージ
#2ガーゼ
#3粘着テープ
#4ピンセット
#5消毒薬
#6医療用グローブ
#7SAMスプリント
#8鎮痛剤
#9冷却剤
#10絆創膏

イギリスの都市救急トレーニングのプロバイダーです。内服が入っているのが特徴的ですね。私は三角巾は日本にしかないと言いましたが、海外にもありました。すみません。

#1鎮痛剤
#2抗ヒスタミン剤
#3三角巾
#4冷却パッド
#5創パッド
#6火傷軟膏
#7医療用ハサミ
#8絆創膏
#9消毒ガーゼ
#10包帯

オーストラリアの医療系の情報サイトです。ここに来て初めてCPRキット(人工呼吸マスク)が出てきました。他の団体は野外状況ではマウスtoマウスの覚悟ということだったのでしょうかね。ちなみに都市救急ではCCR(胸骨圧迫のみ)で良いのですが、オーストラリアはCPRなのでしょうか?

#1創用パッド
#2消毒ガーゼ
#3消毒スプレー
#4冷却パッド
#5CPRキット
#6ピンセット
#7弾性包帯
#8医療用ハサミ
#9医療用グローブ
#10ガイドブック

旅行系の情報サイトかな?15だったのですが、ついでに紹介します。かゆみ止め、虫除け、下痢止め、整腸剤、酔い止めなどが旅っぽいですね。ビタミンとサプリはファーストエイドか?

#1処方薬
#2市販薬
#3包帯
#4靴擦れパッド
#5日焼け止め
#6鎮痛
#7止瀉薬と制酸薬
#8ピンセット
#9かゆみ止め薬
#10虫除け
#11抗ヒスタミン薬
#12吐き気薬
#13手の消毒液
#14消毒ガーゼ
#15ビタミンとサプリメント


もう少し探せばまだまだあるかもしれませんが今回はこの辺で。それぞれのリストもバラバラで、やはり団体の背景や、都市救急か野外救急でも全く違うのでしょうね。

そして映えあるNO1ファーストエイドアイテムは …

ジャカ

ジャカ

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ジャカ

ジャカ

ジャカ

ジャカ

ジャカ

ジャン

なんと7リスト中6リストに含まれる

絆創膏

でした!

同率で、ガーゼとピンセットとう地味な結果に。

いろいろなリストをレビューすると必然的にこうなってしまいますよね。

結局は、環境、活動、対象に合わせて自分で考えましょうということですね。

ちなみにWMTCでは、パーソナル(個人用)、ガイド(グループリーダー用)、エクスペディション(パーティー全体用)のファーストエイドキットのリストを紹介していますので、参考にしてみてください。


より詳しくファーストエイドを理解するためにはデジタルハンドブックを参照してくだい。また、それらの知識を正しく活用するためにはWFA/WFRコースに参加してトレーニングを受ける必要があります。

楽しいアウトドアトリップは、良い備えから。

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