LNTスポンサーコース

Leave No Traceとは、自然を利用するすべての人が、環境に対する責任をもち、楽しく利用するための環境倫理プログラムです。すべてのテクニックが、7つのが原則を基にしており、誰にでもわかりやすく、楽しく実践することができます。

backcountry classroom Inc.では、みなさまの団体がスポンサーとなり、LNTの指導者を目指すLNTレベル1インストラクターコース(2日間)と、LNTの7原則を理解するワークショップ(半日〜1日)の開催をお手伝いをしています。開催地、スケジュール、参加対象に柔軟に対応したプログラムを提案いたします。お気軽にお問い合わせください。
LNT7原則
LNTテクニック
LNT資格体系
LNTコース

契 約

スポンサー申請書に記入の上、株式会社backcountry classroom(以下BC Inc.)事務局に、e-mailかfaxでお送りください。その後、2週間以内に、事務局から、申請書の内容について、e-mailかお電話を差し上げます。最終的に、日程、費用を合意の後、事務局よりBC Inc.との契約書を2部送ります。そのうち、1部にサインの上、事務局に返送していただき、正式にコース開催が決定します。スポンサーの申請は、コースの3ヶ月前までとします。コースの3ヶ月前を過ぎても申請をつけつけますが、経費がかかったり、ご希望に添えないことがありますので、ご了承ください。
LNTスポンサー申請書(.xlsx)
LNTスポンサー申請書(.pdf)

キャンセル料

主催団体の都合により、コースを中止した場合、以下のキャンセル料が発生します。キャンセル料は、後日事務局より請求書を電子ファイルでお送りします。支払いは請求書の日付から2週間以内に、指定の銀行口座に支払わなければなりません。自然災害等によるコース中止の対応は契約書に記載してあります。
契約から30日前まで 契約料の10%および運営費実費
30日前から14日前まで   契約料の30%および運営費実費
14日前から3日前まで    契約料の50%および運営費実費
3日前から当日       契約料の100%および運営費実費

支払い

コース終了後、事務局より請求書を電子ファイルでお送りします。支払いはコース開催の翌月末までに、指定の銀行口座に支払わなければなりません。振込期限に遅れると、1日につき契約料の1%の遅延料を請求いたします。

コース参加人数

主催者が、自由に決めることができます。ただし、コース中に指導実習がありますので、理想的には7名以上が適数です。ただし、最低5名以上で、ある程度の体験の質は保証できます。一方で、最大催行は3名で指導実習のグループを構成し、21名がトレーナーコースとしての質を維持できる上限です。それ以上の場合は、複数回のコース契約をご検討ください。

コース参加費

主催者は、コースの参加費を自由に決めることができます。コース開催の形態に合わせ、契約料以外に、宿泊、食事、施設利用、広報などにかかる費用を十分に検討し、コース参加費を決定してください。

講師の旅費

主催者は、講師の旅費について責任を持たなければなりません。宿泊は、主催者が準備するか、担当の講師が手配します。後者の場合、後日請求書にて実費を請求します。宿泊費は、宿泊施設のグレード、曜日、季節により大きく変動しますので、できる限り主催者が手配することをお勧めします。交通費は、開催地に応じて、自動車、電車、航空機、船舶のいずれかで、最も経済的な方法を選択し、後日実費を請求します。航空料金について、予約時期によって、料金が大きく変動しますので、できる限り早く、コースを計画することをお勧めします。

参加者対応

宿泊、食事、持ち物、服装、気候、集合、解散などの基本的な実施要項は、会場、季節、地域に応じて、主催団体が作成し、参加者に配布してください。LNTの資格について質問があった場合、ホームページの情報を元に回答してください。もし回答できない内容があった場合、お気軽に事務局までお問い合わせください。

教室及び活動環境

会場は原則として教室を準備してください。教室は、参加者全員が十分に入ることのできる広さで、全員分のイスが必要です。さらに、雨天時に実技の一部を屋内で行う場合があるため、ある程度ゆとりがある教室が望ましいです。また、縦90cm×横180cm程度のホワイトボードが必要です(黒板は不可)。教室内のコンセントが、ホワイトボードから遠い場合、十分な長さの延長コードを準備してください。

コース中多くの活動を屋外で行います。屋外のサイトは、できる限り、様々な自然環境(トレイル、ブッシュ、岩、林、坂、水辺環境)があることが理想的です。また、屋内の教室から、数分でアクセスできることが望ましいです。

野外装備の提供

LNTトレーナーコースでは、参加者がLNTクラスをコース中に考えて発表するため、事前に必要な装備を特定することができません。そのため、一般的な事務用品(コピー用紙、マジック、ガムテープ、のり、はさみ)などをご準備ください。また、団体が所有する野外活動装備を、可能な範囲でお借りすることがありますので、ご対応ください。

コースの準備・運営

【全般】
・コースの広報は団体の責任で行ってください。広報は、参加者を得るために、極めて重要な作業です。みなさんの団体の特性に応じて、適切な時期に広報を開始してください。
・コースの講師と連絡をとり、サイト、装備、宿舎、アクセス等の情報を交換してください。
・参加者に、持ち物の情報を含んだ、実施要項を送ってください。事務局にも同様のものをeメールで送ってください。
・もし、コースに必要な一部の野外装備を自前で準備する場合、事前に状態や数量を確認してください。
・LNTの参加者フォームを事前に送るので、参加者の必要事項を記入し、事務局に提出してください。
・もし主催団体の担当者が変わる場合、速やかに事務局に連絡してください。
【前 日】
・講師は、活動サイトの下見をするために、原則、前日に現地に到着します。これらの施設に前日に入れるように手配してください。もし前日に入ることが不可能な場合、お気軽にご相談ください。
・もし、主催団体が宿泊先を手配した場合、講師がスムーズにチェックインできるよう、サポートしてください。
【コース開始】
・コースのオープニングをコーディネートしてください。参加者の受け入れ、講師の紹介、利用上の諸注意は主催者の責任で行ってください。
【コース中】
・コースの進行状況を確認し、指導内容に問題があるようであれば、早めにインストラクターに申し出てください。
・もし参加者に、病気やけが人が出たら、救護を行ってください。また、緊急時の避難は、主催団体の責任で行ってください。
・主催団体の担当者は、コース中常にいる必要はありませんが、リスクマネジメントのために、できる限り、帯同することを推薦します。
【コース終了】
・生徒の修了式には必ず参加してください。
・コースのクロージングをコーディネートしてください。
・教室や装備の片付けを手伝ってください。
【コース後】
・インストラクターに対して、簡単なフィードバックを行ってください。
・事務局に、eメールか電話で、コース終了の報告と、簡単なフィードバクをご連絡ください。
・参加者のコース評価シートは、後日、主催団体にPDFでお送りします。

コース開催に関わり法務上の権利と制約

1)コースの広報のために、株式会社backcountry classroomの商標ロゴ、及びNPO法人リーブノートレイスジャパンの商標ロゴを使用することが可能です。但し、コース終了後、当該団体と適切なメンバーシップを提携しない場合、それらの使用を終了しなければなりません。

2)この契約は契約者の主催事業にのみ適応され、本契約の権利の再契約や、あたかも契約者がLNTトレーナーコースのプロバイダーかのように振る舞う行為は認められていません。ただし、助成金、補助金などを受け、事業の経費に充てることは可能です。

3)コースの開催にあたり、LNTトレーナーとしての知識と技術以外の、契約内容、教材、マニュアル等の知的財産は、株式会社backcountry classroomに帰属します。コース終了後、契約書の知的財産として使用することはできません。

コース契約料及び必要経費

【契約料】(税別)
ワークショップ(半日〜1日) 50,000円(5人)+5,000円/人〜100,000円(15人〜)
レベル1インストラクターコース(2日)100,000(5人)+10,000円/人〜200,000円(15〜21人)
【追加経費】
・年会費
ワークショップ:無料
レベル1インストラクターコース:5000円/人(個人スタンダードメンバー)以上/15,000円(団体スタンダードパートナー)以上
※会員ランクは、現地にて選択及びクレジット決済を行います。
・講師旅費
【保険】
各団体の責任で必ず加入してください。