アウトドア指導者
私たちは、野外指導の専門家及び専門業者を対象に、指導者養成、講師派遣、コンサルティングを通じて、みなさまの専門性の確立と事業の継続をお手伝いします。
指導者養成:私たちは、WEA、LNT、WMTCの公認プロバイダーとして、それぞれの団体の資格コースを提供しています。詳しくは「続きを読む」もしくは各団体のサイトをご確認ください。
WEA:COE(10日〜)、COL(10日〜)、OLTC(10日〜)、OLE(3日〜)
LNT:トレーナー(16時間)、アウェアネスワークショップ(3時間〜1日)
WMTC:ITC(12日)、WFR(5or9日)、WFA(2or3日)
講師派遣:弊社が受注する企業研修等にご参画いただけます。WEA、LNT、野外救急法の標準資格、もしくはそれに準ずる指導者資格を有している方を対象とします。
コンサルティング:近年、健全な組織運営のために外部評価を欠くことはできません。事業評価、リスクマネジメント評価、環境評価を通じて、皆さんの事業の問題解決、事業改善をお手伝いします。
資格と修了証
資格(certification)とは、一定の知識、技能を満たしていることの証であり、特定の業務をするために必要です。有資格者の社会的信頼を確立し、法的に保護する役割があります。一方、修了証(certificate)とは、一定の学習を修了したことの証であり、特定の知識、技能は保証されていません。取得者に対して一部の社会的信頼を保証する役割はありますが、特定の業務を遂行できる証とはいえず、法的に保護する役割はありません。
資格と公認
資格(certification)は、個人の知識、技能に対する証であることに対して、公認(Accreditation)とは、特定の事業者もしくは事業が、一定の水準を満たしたサービスを提供できることの証です。公認の基準の中には、提供者の資格要件が含まれていることが多く、資格と公認の基準を満たし事業体として一定水準のサービスを提供できます。
資格の信頼性
Wilderness Education Association
WEAは1977年に設立した、野外指導者養成団体です。その後長年にわたり北米の野外指導者のナショナルスタンダードとなってきました。2009年には世界各国の野外指導者資格をレビューしそのコアコンピテンスを整理した6+1カリキュラムを発表し、北米だけではなく、グローバルスタンダードに発展しています。
Certified Outdoor Educator:COE(10日〜):資格コースを指導できる資格です
Certified Outdoor Leader:COL(10日〜):野外遠征を指導できる資格です
Outdoor Leader Training Course:OLTC(10日〜):野外遠征指導者の準備段階の修了証です
Outdoor Leader Experience:OLE(3日〜):野外遠征の体験段階の修了証です
Leave No Trace
LNTはアウトドアレクリエーションにおける環境に対する行動基準です。1994年に設立しましたが、歴史は古く、その考えは1964年のウィルダネス法に遡ることができます。1993年のアウトドアレクリエーションサミットで、ナショナルスタンダードとなりました。その後、世界90カ国に普及し、4カ国が国際ブランになるなど、今や不可逆的な環境行動に対するグローバルスタンダードです。
Trainer Course(16時間):LNTを指導できる資格です
Awareness Workshop(3時間〜1日):LNTの体験段階の修了証です
Wilderness Medicine Training Center
野外救急法は、今や野外指導者に欠くことはできないグローバルスタンダードです。そのプロバイダーとしてWMTCは1997年し、その後、北米の野外救急プロバイダーのカリキュラム基準であるScope of Practiceの開発のリーダーシップを発揮するなど、北米のプロバイダーの中心的な団体の一つです。
Instructor Training Course:ITC(12日):野外救急を指導できる資格です
Wilderness First Responder:WFR(5or9日):通信手段のない野外救急の資格です。
Wilderness First Aid:WFA(2or3日):通信手段のある野外救急の資格です。