ウィルダネス・ベイシックライフサポートJOLCコース

一次救命とは、問題があると即座に生命のリスクに直結する呼吸器系、循環器系、神経系の問題を除去し、安定化を図る技術です。都市救急では、即座に通報し、AEDなどの医療機器を指示に従うことにより、一般市民が行うことのできる救急技術の範囲です。多くの場合、通報から8-15分以内に救急車が到着し、医療従事者に引き継ぐことができます。

野外救急とは、野外状況において、医療従事者に引き継ぐまでに長時間かかり、屋外の環境に長時間暴露し、十分な医療器具がない状態で、傷病者の評価と処理、時には搬送までを行う技術です。通信可能で救助が1日以内に到着するWFA(16時間以上)、1日以上かかるWAFA(36時間以上)、通信手段がなく、高度な搬送技術を必要とするWFR(70時間以上)などの資格があり、職域に応じて使い分けられます。

この度、野外状況下における一次救命と、もし自立歩行が可能な場合の避難の支援を目的としたウィルダネスベイシックライフサポート(WBLS)という資格が発表されました。この資格は以下の条件下のみで活用され、外傷、環境、疾病の評価と処置の理解を不問とします。
1)確実な通信手段があること
2)1時間以内に医療従事者もしくはより高度な野外救急技術を持った上位スタッフに引き継げること。

日 時:2024年6月17日1800-2100/18日900-1500
場 所:あきる野ルピア4F展示室(カンファレンス会場)
参加費:無料(標記カンファレンスに参加されない方は10,000円)
対 象:アウトドア愛好者、指導者最大18名
登録料:1,500円(任意)
持 物:筆記用具、汚れても良い服装、切っても良いTシャツ1着
申 込:締め切りました。以後希望者は以下の問い合わせまで直接ご連絡ください。
締 切:6月10日(月)
問 合:info@backcountryclassroom.jp

ハイブリッドWFA&WFRつくば更新コース

ハイブリッドWFAコースとは

野外救急法とは、事故現場に救急車来ることができず、避難まで長時間要し、環境に長時間暴露するような野外状況における応急処置の技術です。Wilderness First Aid(WFA)は、携帯電話等の通信手段がある、日帰りの野外活動に適した技術です。ハイブリッドコースで、実地研修を最小限にするために、野外救急に関する知識を事前学習とオンラインテストで終了する、最短時間で野外救急資格が取れるコースです。

WFA vs WFR

WFAは、「通信手段があり」、「8時間以内に救助が来る」日帰りの野外活動を想定した技術です。一方WFRは、「通信手段がなく」、「救助が来るまで12時間以上かかる可能性がある」複数日の野外遠征を想定した技術です。野外状況では、予期せず通信手段を失う可能性があるので、ツアーやコースの責任者は、WFRを取得することお勧めします、WFAを取得している人は、通常5日間かかるWFRコースを、4日間のブリッジコースを受講することにより、WFRにアップグレードすることができます。

実施概要

日 時:2024年5月30日-31日(集合29日9:00/解散30日1700)
場 所豊里ゆかりの森あかまつ荘
対 象:最小催行4名最大催行18名
講 師:岡村泰斗
概 要コースシラバス
参加費:30,000円(公認料、保険料、教材費、指導料、宿泊費)
※通学の方は5,000円割引とします。
※食事は、自炊とします。宿舎にキッチンがついています。
※WEAJ会員、更新講習の方は、5,000円割引とします。ただし重複して適用できません。
振 込:常陽銀行大穂支店(普)1452446 カ)バックカントリークラスルーム
〆 切:2024年5月13日(月)まで
申込先:info@backcountryclassroom.jpもしくはインターネットより
持ち物:野外活動に適した服装一式、破ってもよいTシャツ1着(綿可)、長ズボンの下にはく水着もしくはスパッツ、レインコート、運動靴、水筒、タオル、筆記用具、スマートフォンもしくはタブレット(デジタルハンドブック用)

オンライン学習

参加費の振込を確認できた方に、オンライン学習のログイン情報をお送りします。学習時間の目安は10-20時間です。オンライン学習終了後、オンラインテストを受験することができます。80%に満たない場合、再試験となり、2回まで再受験可能です。もし3回目の試験で80%を満たなかった場合、実地研修を受講することができません。詳しくは、専用サイトをご確認ください。