海浜救急

解説:事故が起こる原因は危険因子といい、環境、指導者、参加者、プログラムに分類することができます。それいぞれの危険因子をマネジメントできない時に事故が起こります。

解説:一つの危険因子をマネジメントできず、危機状態(ペリル)になり、さらなる危険因子もマネジメントできず、最終的に事故になる現象をリスクのドミノ倒しと言います。まず中学生、個人参加というリスクを取ったのであれば、それに対するマネジメントが必要になります。

中学生、個人参加、岩場などの危険因子を受け入れ、事故がおこならないようにシステムを作るリスクマネジメントを「リスクの保有」と言います。一方、中学生、個人参加、岩場などを禁止し危険因子をとらないリスクマネジメントを「リスクの排除」と言います。いずれもリスクマネジメントですが、プログラムの内容、スタッフの技能により総合的に判断します。

解説:救助の最初に段階として必要なことは「問題の同定」「救助者の安全確保」「救助資源の把握」といった「全体把握」です。もし転落者に問題がなければ、リスクを冒して救助を開始する必要はありません。

解説:水中にいる人の異変に気づいたら溺水の可能性を考え、その行動を注視するとともに、溺水と判断したら、直ちにレスキューを開始しましょう。

解説:海の事故は、毎年1500件程度発生し、600人以上の人が死亡、もしくは行方不明となっています。これは山岳事故の死者、行方不明者と比べると2倍以上の人数であり、事故発生件数あたりの死者、行方不明者の割合では5倍程度です。

解説:主要三器官系のうち、重要度が高いものが呼吸→循環→神経です。仮に呼吸が安定していても、意識があれば筋力で自分で脊椎固定できます。

解説:脈が早く弱い、顔色が青白いということは、循環器の問題であることがわかります。呼吸が早くなるのは、循環器の問題により十分な酸素環流ができず、体内により酸素を取り込もうとする二次的な反応です。上記の選択の中から循環の問題は、ボリュームショックだけです。

解説:局所に注入された毒が原因により、呼吸に問題があるのはアナフィラキシー(全身急性アレルギー反応)を疑います。現地でエピネフィリン、抗ヒスタミンがない場合できることは、呼吸の確保だけです。

解説:以下に医療知識、技術が高い参加者いたとしても、その人に救助の義務は発生しません。現地にいない団体代表は、事故を起こしたスタッフの使用者責任が発生します。無償の大学生ボランティアといえども参加者に対して支持する立場にいれば(支配的関係)、救助の法的義務が発生します。

ハイブリッドWFA&WFR更新やんばるコース

沖縄初となるWMTCのコースです。アウトドアリーダーシップカンファレンスのポストイベントとして開催されるため、併せて参加すると参加費がほぼ無料となります。

オンライン学習により・・・
・野外救急法の基礎資格を技術を世界最短で取得できます。
・実地研修では実技・演習のみに焦点を当てることができます。
・各自のペース、スキルに応じて学習を進めることができます。

フライヤー

ハイブリッドWFA専用ページ

1.主 催:backcountry classroom Inc.
協 力:第11回アウトドアリーダーシップカンファレンス実行委員会

2.日 時:2023年6月5日(月)-6月6日(火)9:00-18:00

3.場 所:名桜大学( 沖縄県名護市字為又1220-1 )
※駐車場あり/名護バスターミナルより路線バスあり

4.参加者:最大18名/最少催行6名

5.講 師:リードインストラクター岡村泰斗及びアシスタントインストラクター森本弘太

6.資 格:WMTC WFA
※通信手段がある日帰りの野外トリップ指導者に必要な資格です。医療従事者に引き継ぐまでの搬送の伴わない評価と処置について理解します。資格の詳しい内容についてはWMTCのウェブサイトをご確認ください。

7.参加費:30,000円(公認料、保険料、教材費、指導料)
※WEA有資格者、LNTJ有資格者の方は5,000円割引いたします。
※アウトドアリーダーシップカンファレンスに参加される方は5,000円割引いたします(WEAJ/LNTJ会員割引併用不可)。
※学生の方は、10,000円割引します(WEAJ/LNTJ会員割引併用不可)。
※別途野外救急法デジタルハンドブック($25)の購入が必要です。受講にはデジタルハンドブックを保存したスマートホン、もしくはタブレットの持参が必要です。

8.オンライン学習:
参加費の振込を確認できた参加者に、オンライン学習のログイン情報をお送りします。野外救急法の知識がない方の目安の学習時間は、30-60時間です。そのためできる限り早めにオンライン学習を開始されることをお勧めします。オンライン学習終了後、オンラインテストを受験することができます。80%に満たない場合、再試験となり、2回まで再受験可能です。もし3回目の試験で80%を満たなかった場合、実地研修を受講することができません。詳しくは、専用サイトをご確認ください。

9.振 込:常陽銀行大穂支店(普)1452446 カ)バックカントリークラスルーム

10.〆 切:2023年5月26日(金)まで
申込先:info@backcountryclassroom.jpもしくはインターネットより

11.コース概要:コースシラバス

12.持ち物:
野外活動に適した服装一式(特に防寒対策は念入りにお願いします)、破ってもよいTシャツ1着(綿可)、長ズボンの下にはく水着もしくはスパッツ、レインコート、運動靴、水筒、タオル、筆記用具

13.留意点:
保険に関しまして、全員東京海上日動の国内旅行保険に加入します。死亡後遺症400万円、入院6000円×日数、通院4000円×日数、賠償責任3000万円、捜索150万円、携行品0円です。補償内容が不足する場合、各自の責任で追加して保険に加入してください。

当日お気をつけてご参集ください。お会いできるのを楽しみにしています。

海の寺子屋ビーチクリーン検定インパーソンクラス資料

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イントロダクション(岡村)

講義資料
 
 

海洋リテラシー(坂本)

 

講義資料1

 

講義資料2

 

講義資料3

海浜リスクマネジメント(音野)

     

溺水レスキュー(河波)

FAの概念

生命兆候


プール安全講習

リーブノートレイス(岡村)

 

テキスト

 

講義資料

 

LNTクイズ

 

チャレンジシート

 

フィードバックシート

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LNTトレーナー福岡コース

このコースは、福岡県青少年教育施設連絡協議会が主催となり、主に福岡県内の青少年教育施設の職員のための研修の一部を公開していただいています。そのため、一般のトレーナーコースには含まれないカリキュラムもありますが、一般参加者も、全てのカリキュラムの参加を必要とします。LNTを通じて、明日の青少年教育施設のあり方について現場の方々との価値のある情報交換にしましょう。

1.主 催:福岡県青少年教育施設連絡協議会
主 菅:国立夜須高原青少年自然の家

2.日 時:2023年3月13日(月)9:00-14日(火)12:30

3.場 所:国立夜須高原青少年自然の家

4.対 象:野外活動指導者、アウトドアガイド、キャンプ場・公園管理職員等 最大7名

5.指導者:岡村泰斗/他1名(予定)

6.資 格LNT Trainer

7.プログラム(計16時間):
1日目
900オープニングガイダンス
930レッスンプラン
1000LNT1事前の計画と準備
1130パッキング
1200自然の家発
1230キャンプサイト着/LNT2影響の少ない場所での活動/テント設営
1400LNT3ゴミの適切な処理(山のトイレ)
1530LNT5最小限の焚き火の影響(焚き火の起こし方)
1700夕食作り
1800LNT3ゴミの適切な処理(食べかす)
1900ナイトセッション「青少年教育施設におけるバックカントリートリップの可能性」
2日目
400起床/朝食作り
500朝食
600LNT5最小限の焚き火の影響(焚き火の片付け)/LNT4見たものはそのままに
730LNT6野生動物の尊重
900LNT7他のビジターへの配慮
1030自然の着/遠征片付け
1100クロージングセッション「青少年教育施設におけるLNTの活用」
1230修了式
※事前にオンラインによるレッスンプランの学習(約1時間程度)が必要です。

8.第2次締め切り:2023年3月10日(金)

9.参加費:トレーナーコース:社会人20,000円/学生15,000円(指導料、食費、施設利用料、保険料)
※別途LNTの登録料がかかります。金額は希望する会員サービスに応じて異なります。詳しくはこちらをご参照ください。

10.申 込インターネット

11.装 備
野外活動に適した服装一式、レインコート、防寒着、バックパック(60リットル)、水筒(1リットル)2本、スリーピングバック、スリーピングパッド、食器、カトラリー、マグカップ、ヘッドライト、パッキング用スタッフバック、筆記用具、LNTのティーチングに必要な教材、LNTデジタルテキスト(参加者に後日お送りします)を保存したタブレットまたはスマートフォン。

12.スチューデントティーチング
以下のトピックから、指定されたトピックスについて、他の参加者に対し20分の模擬授業をします。指導は、LNT原則1を除き、会場敷地内の屋外で行います。
LNT原則1事前の計画と準備
LNT原則2影響の少ない場所での活動
LNT原則3ゴミの適切な処理
LNT原則4見たものはそのままに
LNT原則5たき火の最小限の影響
LNT原則6野生動物の尊重
LNT原則7他のビジターへの配慮

13.留意点
1)LNTコース中は、LNTのポリシーに従い、全日、禁煙となります。
2)貴重品の管理はすべて自己管理とします。コース中の紛失、盗難には一切責任をおいませんので、ご了承ください。
3)保険に関しまして、全員東京海上日動の国内旅行保険に加入します。死亡後遺症400万円、入院6000円×日数、通院4000円×日数、賠償責任3000万円、携行品0円です。補償内容が不足する場合、各自の責任で追加して保険に加入してください。
4)LNT指導者としてふさわしくない行為が認められた場合、ご本人と事務局との協議の上、参加を辞退していただくことがありますので、ご了承ください。その際、参加費は返却しかねますのでご了承ください。
当日お気をつけてご参集ください。お会いできるのを楽しみにしています。

17.問合:backcountry classroom Inc.(担当:岡村)(P)029-895-3775/(E)info@backcountryclassroom.jp