リーブノートレイス

解説:学習ピラミッドに基づくと、話をきくは5%、ホワイトボードを読むは10%、視聴覚機器による学習は20%です。それに対して実際に体験してみるは75%の学習内容の定着が期待できます。

解説:現地のルールや規則に従って活動を計画することは、事前の計画と準備でとても重要です。リーブノートレイスのテクニックを使っても、禁止されている行為をするべきではありません。

解説:インパクトの受けにくさの目安としては、乾燥していればいるほど、インパクトを受けにくいと考えることができます。岩と砂は全く同じ物質ですが、岩は一度傷が残ると後が消えにくいため、砂の方がインパクトが少ないといえます。

解説:腐食層や黒土が便の分解を促しますが、20cmより浅いと動物が糞食をする可能性を高めます。穴の深さは必ず20cm以上ほり、黒土を入れば、持ち帰る必要はありません。

解説:一つぐらい持ち帰っても生態系に全く影響がありませんが、それが何万人、何十万人も繰り返されたときに、決定的なダメージとなる影響を、アキュミュレイトエフェクト(累積効果)と言いいます。

解説:影響の少ない焚き火のポイントは、地面に焼け跡を残さない、地面に熱を伝えないことです。両方を満たす方法が、シート(耐熱性である必要はありません)の上に土を持って行うマウンドファイヤーというテクニックです。

解説:人間の餌を狙う習性があるトビは、三浦半島から湘南エリアに集中しています。つまり、この地域のビジターがトビに餌をあげる、もしくはビジターが食料をしっかり管理せずにトビにとられるなどの行動が、特定の地域のトビに人間は餌を持っているという習性を作ったと考えらます。

解説:不快に思うことは、人ぞれぞれです。上記の3つの行為も不快に思う人もいれば、思わない人もいます。つまり、自分が良いと思っている行動も、人に不快に映るかもしれません。他のビジターの体験の質を配慮し、インパクトの少ない振る舞いを心がけます。

解説:LNTトレーナーでも、コーポレートメンバー以上の会員ランクで、商標の商用利用も可能です。トレーナーコース(2日間)をするためには、マスターエデュケーター資格が必要です。

解説:LNTはルールではなくエシック(倫理)です。倫理感は人ぞれぞれで、それを押し付けることはできません。みなさんがLNTを実践し、それがステキなエシックだと思えば、自然と人はついてきます。LNTで人を注意する、押し付けるのではなく、みなさんがLNTを実践することが、最も重要な普及の方法です。